プラットホームがない倉庫でも伸縮コンベヤは使える?架台・傾斜コンベヤを活用した導入方法
「伸縮コンベヤを導入したいが、倉庫にプラットホームがないので設置できない」このようなご相談をいただくことがあります。
一般的な物流センターでは、コンテナやトラックの荷台高さに合わせたプラットホームに伸縮コンベヤを設置します。しかし、プラットホームがない倉庫でも、現場条件に合わせた架台や傾斜コンベヤを組み合わせることで、伸縮コンベヤを導入できる場合があります。
プラットホームがないと何が問題になる?
コンテナの荷台は倉庫の床面より高い位置にあります。プラットホームがあれば、倉庫側の床面を荷台に近い高さにできるため、商品を水平に近い状態で搬送できます。
一方、床面から直接作業する倉庫では、コンテナ荷台と倉庫床面との間に大きな高低差が生じます。そのため、高さをどのようにつなぐかを考える必要があります。
専用架台でコンベヤを荷台高さへ
ロジアスジャパンでは、プラットホームがない現場に対し、伸縮コンベヤをコンテナ荷台に合わせた高さへ設置する専用架台一体型仕様を提案しています。
既存の建物に大規模なプラットホームを新設するのではなく、伸縮コンベヤ用の架台によって必要な作業高さを確保します。
傾斜コンベヤで倉庫床面へつなぐ
架台によってコンテナ荷台高さを確保すると、次に問題になるのが倉庫床面までの高低差です。そこで、伸縮コンベヤの後段に傾斜コンベヤを配置します。
コンテナから伸縮コンベヤで搬送した商品を傾斜コンベヤへ受け渡し、床面側の後工程へ搬送することで、作業者が商品を持って高低差を移動する必要を減らせます。
フリーローラーをバッファとして利用
デバンニング速度と、後工程の商品処理速度が同じとは限りません。伸縮コンベヤから商品が次々に流れてきても、その先の検品、仕分け、パレタイズなどが追いつかなければ、コンベヤを停止する必要があります。
そこで、後段にフリーローラーを設置し、商品を一時的に滞留させるバッファとして使用する方法があります。これにより、荷下ろし側と後工程側の処理速度に多少の差があっても、物流ライン全体の流れを安定させやすくなります。
架台を設置する際は床条件も確認
- 床の厚さ
- 配筋状況
- アンカー施工条件
- 既存設備との干渉
- 搬入経路
設備重量や荷重を考慮し、床・架台・アンカーまで含めて確認することが重要です。
「プラットホームがないから導入できない」とは限らない
伸縮コンベヤは、プラットホームのある大型物流センターだけの設備ではありません。現場条件に合わせて専用架台、伸縮コンベヤ、傾斜コンベヤ、フリーローラーなどを組み合わせれば、既存倉庫にも導入できる場合があります。
実際の導入事例は伸縮コンベヤの導入実績でご紹介しています。伸縮コンベヤの仕様やご導入のご相談は、お問い合わせよりお気軽にお寄せください。

